存在するはずのない子供たちに会った話

 

大手IT企業に務めるTさんは九州のど田舎出身です。Tさんは子供の頃に不思議な体験をしています。小学生だったTさんは鉄棒が大の苦手でした。体育の授業でも他のクラスメートはやすやすと逆上がりをしてしまうのにTさんだけは逆上がりがいつまで経ってもできなかったそうです。くやしかったTさんは休みの日に逆上がりの練習をしに一人小学校の校庭へ練習をしに行きました。

するとそこには野球をしている少年の集団がいました。そのうちの1人がTさんのところへ寄ってきて、メンバーがひとりケガしちゃったから代わりに野球をやらないか?と誘ってきました。その少年たちはまったく見たことのない顔の子ばかりでした。

Tさんはうながされるまま、野球の試合に参加したといいます。そして試合が終わり家に帰るときに、同じ学校にあんな子達いたっけ?と不思議に思いました。田舎の小学校ですから、となりの小学校までは山1つ越えなければならず、他の学区の子が来ていたとはとても考えられません。

学校の集会などで他の学年の子と一緒になるときにあの時の少年たちをさがしましたが、Tさんの学校のどこを探しても彼らは見つかりませんでした。怖いというより不思議な話ですが、Tさんがいまだに腑に落ちない体験だったそうです。

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