「人の死期が目に見える」という母の特殊能力

   2017/04/06

私の母親の話。私の母親は人が亡くなる瞬間が見える。正確には、見えると主張している。死期とか寿命とかそういう事ではなく、魂が抜けるのが見えるらしい。人の葬儀に行った後など、〇〇の時に棺からふわっと浮き上がるのが見えた、などとよく話す。

また、お見舞いに行った帰りに「あの人もうダメかも。魂が見えた。」と言った事もある。なんとも不謹慎なので私は怒ったが、母はもう見えたから仕方ないと言っていた。ちなみに、葬儀やお見舞いの時点で見えているので、厳密には人が亡くなる「瞬間」ではないようだが、母がそう言うのでそういう事にしておく。

そんなある日のこと。母に車で駅まで送ってもらう途中、母が突然「グゥッ」と声にならないうめき声をあげ、急な方向転換をした。明らかに遠回りなので「駅までだよ?」と言うと、母は車を止めて「前を走っていた車から3人分魂が抜けた」と言った。

3日後、市内で人が焼き殺されるという事件がニュースになった。ただし、被害者は1人。犯人が2人。無関係だといいけど…。

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