鼻のない小人が道端でぴょんぴょんと跳ねているのを見た

   2017/03/16

今日大学から帰る途中、うちの近くで小学生の子供らが7、8人ドブの前でワイワイやってる。その内の一人がオレの弟で、どうしたー?と声をかけてみた。

「今ね!小人がいたんだ!捕まえたんだけど、ドブに逃げられたんだ!お兄ちゃん捕まえてよ!」
アホか、と思ったが子どもたち全員異様に興奮してて、目がギラギラしてる。よく話を聞くと、全員がギャーギャー話し始めた。

遊びながら下校中、一人が道をピョンピョンと跳ねるように歩いてる小人を見つけたらしい。小人は俺のiPhoneくらいの背丈で、二本の手足にツルツルした黄土色(うんこ色とも言っていた)をしており、黒のヘルメットのようなものを被っており、それ以外は身につけてなく、裸のようだった。ピョンピョン跳ねているが遅かったとか。みんなで捕まえようとそうっと近づいたが、突然振り向かれ気が付かれた。

顔は割に大きく、目はピーナッツのような形で大きく、鼻はなく、口は小さく、歯はまばら。ワッと皆で取り囲み、一人が手つかみで捕まえたが、爪か何かで引っかかれ、離してしまったらしい。確かにその子の指に小さな傷が残っていた。

非常に小さい声だったが、@\>#$%&!!!!と何か怒鳴っていた。子供らはマネしていたがオレには表現出来ない。さらに追いかけたが、ドブに隙間から逃げ込み、棒で探っていたところオレが通りかかった、ということらしい。

オレは子供らに、捕まえてよ!と懇願されたが、何かできるはずもなく、しばらくして子供らは解散してしまった。弟は家に帰っても興奮が冷めず、話し疲れて寝るまでずっと小人の話を続けた。

ネズミかなんかを見間違えたならいいのだが、そうじゃなかったら…あいつらが見たのは一体なんだろう?にわかには信じられないあたり、オレも年とったのかな、なんて思って少し凹んだ。

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