登山中に2メートルの野人と酒を飲んだ話

 

山友達から聞いた話です。彼は花粉症なのですが、山が好きでよく登っていました。ある、春の山に登ったとき、天気もよく夜になっても症状が治まらなかったので眠れなかったそうです。仕方なく、寝酒を飲みつつ焚き火にあたっていました。

ヘックション!と何度目かのクシャミをすると、近くの茂みから野太い笑い声がしました。何者?と思い刃物を持って身構えると、茂みからは2メートルはあるかと言う様な大男がでてきました。しかも、マタギのような毛皮を着てボサボサの頭、まるで野人のようだったそうです。

その男は「まあまあ、そう身構えんさんな。」と方言の訛りで言うと、「あんた、花粉症か?」と聞いてきたのです。友人はビビリながら「そうです。」と言うと男は「よかったら、この竹酒とあんたの酒を交換せんか?この酒は万病に効くぞ。」と言ったそうです。友人は酒好きだったので、万病に効くと言う事より「竹酒」と言うのに惹かれて交換し、その夜は大男と飲んだそうです。

色々なことを聞き、その大男は普通の人間ではないと言うことや、更に山奥に彼らのような人間の住む村があることなどを聞いたそうです。ちなみに、その友人は今でこそ登山はしませんが、竹酒のお陰かどうかわかりませんが、それ以来、花粉症の症状は出ないそうです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

コメントはこちら

メールアドレスは公開されません。