大量の若い女の霊に包囲された歌舞伎町の男

 

歌舞伎町でバーテンやってんだが、歌舞伎町で体験したヤバい話でもしようかな。週2~3回来る客(40代♀仮にレイコさん)はまぁ例の見える人で、普通の人は苦手なのかいつも1人だった。しかし、オカルト好きな俺はレイコさんと話が合った。レイコさんとは色々な霊体験をしたが、今日話すのはその中の1つだ。レイコさんは、いつも21時前にはお店に来る。しかし、その日お店に来たのは、23時を過ぎた頃だった。
俺「いらっしゃいませ~!遅かったですね?」

レ「今日はすごいよ~wあっ日本酒お願い!」

レイコさんは、来る前に霊体験すると決まって日本酒を頼む。(いつもはジントニック)

日本酒を一口飲み、大きく深呼吸した後、俺に言う。

レ「何も連れてきてないよね?」

俺「特に嫌な感じはしませんけど?」

そう、俺はただのオカルト好きではなく、霊感のあるオカルト好きなのだwまぁ俺は見える事はめったになく、感じたり聞こえたりするタイプだ。レイコさんが言うには、歌舞伎町を歩いてると沢山の女の子(人間ではない)を連れた893なハゲ男がいて、数があまりに尋常じゃなかったため、後を付けたらしい…面白いと思って、そのハゲの後を少し付けたんだそうだw(ちなみに、その時は友達と2人)。ハゲは、色んな店の前で知り合いと会い、話をして立ち止まる。そのたびに、女の子が増えるんだそうだ。しかも女の子は、みんな手を繋いでるんだと。ハゲを掴んでる子がいて、その子の手を後から来た子が掴む、そして、その子の手を…みたいな感じ。中には合体する子もいて、合体したらどんどんくっ付いてって、可哀想だけどもう戻れないわねだって。そんな感じで、ハゲの大行進は歌舞伎町を練り歩く。そして、区○所通りの地下のクラブ(女の子がいる方ね)へと入って行ったらしい…。女2人でクラブに入れないからって悩んでたら、うちのバーにもよく来る金持ちのマルさんと偶然にも出会う。マルさんもオカルト好きな為か、3人でそのクラブにご入店w

 

席に着いたが、ハゲはVIPにいるらしく姿が見えない。しかし、VIPからさっきの女の子達が出てきてはお店の子(こちらは人間ね)にしがみついたり、中に入ったりするんだそうだ…マルさんや友達は普通の見えない人なのだが、空気が悪いのはわかったらしい。レイコさんは、席に着いた子にそれとなく聞いてみる。(それとなく幽霊の事を聞くってどんなだw)。その子が言うには、更衣室で声が聞こえたり、仕事中に泣き出す子や色々あるらしい…自殺する子も少なくないけど、歌舞伎町では珍しくないですよ?ってケラケラ笑う。

お店の子「歌舞伎町のキャバ嬢は幽霊なんかより怖いですからwいちいち気にしてたらやってけないですよw」

レイコさんは、俺にこれは名言だねって笑った。そのお店を出る時に見送りされたのだが、お店の外に女の子が出ると霊の子は女の子から離れて、フラフラと歌舞伎町を歩き出した…

レ「歌舞伎町をフラフラ歩いてる霊はたくさんいるよね。何に憑くでもなく何してるんだろって思ってたけど仕事してたんだねw」

俺「仕事なんですかそれ?w」

レ「だって女の子に憑いてお客さんの相手してるんだよ?」

俺「そっか~…でも、なんでハゲに霊がたくさんついて行ったんでしょうね?」

レ「自分みたいな女の子の匂いがしたんじゃない?それか、生きてる女の子の念みたいなのに吸い寄せられたとか…」

レ「お店の子も言ってたけど、歌舞伎町じゃ幽霊より女の子の方が念とか強いのかもね…自殺する子よりよっぽどw」

 
日本酒を飲み終え、いつも通りジントニックを頼むレイコさんw日本酒の後に、ジントニックってwまた時間があれば、もう少し怖い体験を書かせてもらおうかな?

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