【不気味な話】隣人に頼まれた「猫の死骸」の世話

   2017/01/26

ある日俺の家に近所のおばさんが訪ねてきた。
「今日から三日間夫と旅行に行くのですが、家で飼っている猫の世話をしてもらえないでしょうか?」
どうせ暇だし何より猫が大好きなので俺はそれを引き受けた。「それでは三日間よろしくお願いします」と猫の入った段ボール箱を渡された。

「よーし今日から三日間可愛がってやるからなー」と言って俺はダンボール箱を開けた。中に入っていたのは猫の死骸だった。
「やべっ、俺何かしたか!?まずい、まずぞ・・・」
俺はしばらく考え込んでからペットショップに向かった。あの猫と似たような猫を買ってすりかえればいいと考えた。ペットショップに行くと俺は驚愕した。あの猫とまったく同じ柄で体の大きさもほとんど同じ、似ているというより瓜二つと言っていい猫がいる。
「これなら気づかれる事は無いだろう」
俺はホッとしたのだった。

三日後旅行から帰ったおばさんに猫を渡した、これだけそっくりなんだ、気づかれる筈は無い。そう思っていたがおばさんは「ちょっと、これ家の猫じゃないわよ!どうなってるのよ!」と激怒した。どうしてだ!?どうして気付かれたんだ?柄も大きさもまったく同じなのに!
「こんなもので私は騙されませんよ!だって家の猫は・・・」
どう見てもあの猫と同じ見た目なのに・・・どうしてばれてしまったのだろう・・・

『【不気味な話】隣人に頼まれた「猫の死骸」の世話』

猫は最初から死んでいた。

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